下半身型冷え症を改善する3つのツボ

暑い夏でも冷えを感じる冷え症。
女性の8割が夏に冷えを感じているといわれています。

実は、夏こそ冷え症を悪化させてしまう危険が多い季節なんです。

一般的には、外がすごく暑くて部屋の中は冷房、その急激な温度差が問題であるという認識は広がっています。
確かにそれは冷え症を悪化させる大きな要素となっています。

しかし、他にも原因となっているものがあります。
それは、体内の温度差です。

健康な人でも皮膚の温度と内臓の温度などは違うのですが、冷え症の方は、その温度差が大きいわけです。

この新原因を突き止めたのは、北里大学 東洋医学総合研究所の伊藤剛先生。
2015年8月11日放送の「みんなの家庭の医学」で紹介されていました。

伊藤先生はこのような本を出されています。

先生は、古くから伝わる東洋医学の「ツボ」に。最先端の西洋医学のメスを入れ、本当に効果のあるツボを改めて検証されています。

今回は、みんあんお家庭の医学で紹介されていた、先生が実際に下半身冷え症に対する治療で使っているという3つのツボを紹介します。

体内の温度差が激しい下半身冷え症とは?

冷え症には5つのタイプがあります。

  • 全身型:全身が冷えるタイプ
  • 局所型:ある部分だけが冷えるタイプ
  • 四肢末端型:手足の先が冷えるタイプ
  • 内蔵型:お腹が冷えるタイプ
  • 下半身型:下半身が冷えるタイプ

この中でも夏に症状が悪くなるものは、下半身が冷えるタイプのものです。

中高年に多く、冷え症に悩む人のおよそ8割がこのタイプです。

下半身冷え症の人は、普通の人と体内の温度差が違います。
下の画像は、左側が普通の人、右側が下半身冷え症の人です。

普通の人でも温度差はありますが、下半身冷え症の人は、上半身と下半身の差が激しいですよね。
上半身は普通の人より熱く、下半身は温度が感じられないほど冷たくなっています。

下半身冷え症の人を並べると、個人差はありますが、上半身の温度が高く、下半身が低い傾向があります。

そのようなことから、下半身冷え症の方は、一旦冷房で冷えると足先から冷え始め、下半身に広がり、しばらくするとお腹や手、顔が火照ってきます。

そして、部屋を常温に戻しても冷えた部分はそのままで戻りにくく、上半身は冷やす前より高くなりやすいのです。

そうやって足先は寒いのに、手は汗を握っている、という状態になるわけですね。

なぜ下半身だけが冷えるようになるの?

下半身型冷え症は、なんらかの原因で下半身の血管が収縮、血流が減り、腰から足先に血液が行き届かなくなることで起こります。

普通、血液は全身を巡りますが、血管が収縮しているとその先にはなかなか届きません。
すると、行き場を失った血液は上半身だけ巡るのです。

上の画像のように、上半身の血液が必要以上に増加して、熱が上半身に溜まります。
一方で、下半身には熱が巡ってきませんから、その結果、上半身と下半身の体温の分布に異常な温度差が生じてしまうのです。

これは冷えのぼせともいえる状態です。

冷房にあたった時、足は冷えるのに上半身が火照る、という方は、この「冷えのぼせ」が強く起きていると考えられます。

下半身型冷え症はなぜ起こるの?

下半身冷え症が起こる理由は、老化などに伴い、お尻やふくらはぎの筋肉が凝り固まるからです。

お尻やふくらはぎの筋肉が凝り固まると、その近くを通る交感神経を刺激し、下半身の血管を収縮させたり血管自体を圧迫したりして、温かい血液が足先に届きづらくなってしまうのです。

下半身型冷え症に効く、3つのツボ

これから紹介する3つのつぼは、冷えを感じた時に押せば、すぐに温かくなる即効性があります。
また、今冷えがなくても押せば予防になるので、覚えておいて損はありません。

ツボ その1.築賓(ちくひん)

「築賓」は、足のふくらはぎの内側にあるツボです。

うちくるぶし、膝の関節を線で結んで、下から3分の1くらいのところにあります。
頸骨という骨のちょっと下あたりです。
ここを押します。

押す力は、ハンコを押す時くらいの加減です。

ふくらはぎを掴むようにしながら押すと効果的です。

ツボを押して痛いのなら、下半身の血流が悪くなっている証拠。
ツボを押すことで血流が回復すれば、冷えも改善されます。

「築賓」を1回に押す時間は5秒。
5秒たったらゆるめます。

これを1セットとして、左右5セットずつ行います。

ツボ その2.臀中(でんちゅう)

「臀中」は、左右のお尻の少し上側にあるツボです。

骨盤の一番下の骨と、太ももの付け根を底辺とした、正三角形の頂点にあります。

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、上の画像が示す体の位置を指で押してみて、コリを感じたり、痛みを感じればそこがツボです。
効果的に押すには、ソフトボールや軟球などの大きさのボールを使います。

まずは、仰向けになり、両ひざを軽く立てます。

次に、ボールを「臀中」付近にセットします。

反対側の腰を浮かせて、腰を動かしながらボールで押します。

これを30秒間、左右それぞれ行います。

これで下半身に向かうお尻の血管の血流が回復します。

ツボ その3.八風(はっぷう)

「八風」は、足の指の付け根、左右それぞれ4ヶ所あります。

押し方は、足の指を足の裏側に向けて強めに曲げます。

その状態で5秒キープ。
5秒たったら、パッと放します。

これを1セットとして、左右5セットずつ行います。

足先の末梢血管の血流が回復しますので、足がぽかぽかになりますよ^^



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