肩コリはマッサージだけでは治らない!肩コリの本当の原因 筋膜をリリースする方法

マッサージをしてもすぐに元に戻り、繰り返す肩凝り。
筋肉のコリをほぐすのは大事なことなのですが、それだけでは治らないという事実が判明しました!

ほぐしてもすぐに元に戻る理由、それは、筋膜にあります。

筋膜は今までさほど重要視されていませんでしたが、近年、解剖学的な研究が進んで、すごい勢いで注目されるようになってきています。

2015年9月9日放送の「ためしてガッテン 肩こり根治マニュアル」で、筋膜リリースの方法が紹介されていました。

筋膜が肩凝りの原因になる理由

「筋膜」というのは、筋肉を覆っている膜のことです。
筋繊維をしっかり束ねて、骨に固定する役目があるのですが、この膜が固くなってしまうことが肩凝りの原因の一つになっています。


(画像:ためしてガッテンより)

上の画像は、筋肉のエコー写真ですが、真ん中に青白くなっている部分があります。
ここが固くなった部分です。

なぜ固くなるのでしょう?

長時間無理な姿勢を続けたり、長時間力が入っていたりなど、筋肉が収縮した状態が長く続くと、血流が悪くなり固くなります。
これが凝り固まった状態です。

しかしそれは、揉みほぐすことでひとまずは血流が良くなり、柔らかい状態に戻ります。

そういうことを何度も繰り返していると、今度は筋膜が癒着してしわができます。
このしわがものすごく頑固で、ちょっとやそっとじゃはがれないんです!

それが膜が固くなる原因です。

着心地悪い服を着ると肩が凝ったりしますが、筋膜が固くなるのは、まさにその着心地の悪い服ようなものなのです。

しわがある限り、筋肉がそれにひっぱられ、凝りになってしまいます。
まさに肩凝りの元凶ですね。

つまり、癒着した筋膜をもとに戻さないと、いくら筋肉をいくらほぐしても、すぐにコリが戻ってしまうのです。

筋膜のしわを伸ばす治療法

このような筋膜の癒着が原因によって痛みが引き起こされるものを筋膜性疼痛症候群というそうです。

詳しくはこちら⇒原因が分からなかった痛みの正体は?―筋膜性疼痛症候群 | ハフィントンポスト

この記事に書かれているように、癒着した部分に生理食塩水を注入すると、筋膜がはがれます。
先ほど紹介したエコー画像。


(画像:ためしてガッテンより)

これが、生理食塩水を入れると、こうなります。


(画像:ためしてガッテンより)

生理食塩水を注入しただけで一瞬ではがれていきました^^

記事にも書かれていますが、生理食塩水を注入すると、5日ほど痛みがとれるのだとか。
その間に、今まで出来ていなかったストレッチをしたり、姿勢を正したりする必要があるそうです。

生理食塩水による治療法を行っている全国の医療機関・施術所はこちら⇒医療機関&・施術所情報 – 筋膜性疼痛症候群(MPS) 研究会

自分でできる!筋膜リリース

生理食塩水を使った治療は、一部の医療機関でしか行っていませんが、自分で筋膜をはがす方法もあります。
筋膜リリースとよばれています。

「ストレッチ」は、筋肉を一方的に伸ばしますが、リリースは制限を解放・解除するということ。
筋膜のしわが寄る場所があったら、そのしわをどの方向にほぐすか考えて伸ばしていくのです。

筋膜は全身を覆い尽くしているボディースーツのようなものなので、各部分で筋膜のリリース法があります。

今回は、筋膜治療の第一人者、首都大学東京教授の竹井仁先生が教えてくれた肩凝りを解消する筋膜リリースです。
先生はこのような本も出されています。

斜め腕伸ばし 筋膜リリース

まずは椅子に腰かけ、右手を斜め後方に伸ばします。

少し顎をひいて、首を左に倒します。
そして、左肩で右肩を抑えます。

左耳を肩よりも前にだすように首を回していきます。

この状態で20~90秒キープ。
キープ時間はできる範囲で行います。

次は、首を傾けたまま、鼻を左肩に近づけていきます。

この状態で20~90秒キープ。
キープ時間はできる範囲で行います。

反対側も同じように行います。

平泳ぎ風 筋膜リリース

平泳ぎのように、両腕を前に伸ばします。

そのまま肩甲骨を前に押し出します。

この時、背中を丸めないように注意。
肩甲骨を前に出すだけです。
両方の肩甲骨を放すイメージです。

この状態で20~90秒キープ。
キープ時間はできる範囲で行います。

次に、ひじを肩の高さのまま後ろに、肩甲骨同士を合わせるように引きます。

この時の注意点は、勢いをつけて伸ばさないようにすること。
そして、痛いのを我慢して伸ばすのは逆効果になります。

ゆっくりじわ~っと、気持ちいい力加減でやることが重要です。

この状態で20~90秒キープ。
キープ時間はできる範囲で行います。

次は、後ろに引いた状態から、肩甲骨を起こすイメージで両手を上にあげます。

この時、ひじが下がらないように注意。

この状態で20~90秒キープ。
キープ時間はできる範囲で行います。

S字 筋膜リリース

立った状態で、右手を頭の後ろ、左手を背中の後ろ、ひじが直角になるようにしておきます。

そのまま、それぞれのひじを内側に、肩甲骨を反時計回りにゆっくりと回すようにします。

そして、左足を前でクロスさせ、体を左に倒します。

この状態で20~90秒キープ。
キープ時間はできる範囲で行います。

反対側も同じように行います。

バレリーナ風 筋膜リリース

右手の平を自分の方に向けて前に、左手の平を後ろに向けて、右足を一歩前に出しておきます。

それから、右手は上に、左手は下に伸ばします。
体は軽く左に腰ごとひねります。

この状態で20~90秒キープ。
キープ時間はできる範囲で行います。

反対側も同じように行います。


この体操は、1日3セット、キープ時間は90秒が理想です。

筋膜が固まっている人は、この体操をしてお尻がつったり、脇腹がつったりすることがあるかもしれません。
それは、筋膜が体全体につながっているからです。

慣れるまでは無理せず、出来る範囲で少しずつほぐしていきましょう。

2週間ほどやっていると、楽にできるようになってきます。
その時は、だいぶ楽になっているはずですね^^

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