お年寄りに多いトカゲっぽい二重あごの方は、誤えん性肺炎の危険あり

お年寄りに多く発症する誤えん性肺炎
細菌が、唾液や胃液と共に肺に入ってしまうことで起こります。

元気な方でもたまに喉に詰まらせたりしますが、大抵はむせて吐き出すことができます。
しかしお年寄りの場合、その力もなく、そのまま気管に食べ物が入ってしまいます。
もちろん消化ができませんから、それが炎症を起こして肺炎になってしまうのです。

ただ、きちんと予防さえすれば、それを防ぐこともできます。
チェックの仕方が、ためしてガッテンで紹介されていました。

トカゲ型の二重あご

お年寄りに多い二重あごが、トカゲ型の二重あご。
下の写真のようなあごです。

トカゲ型

これが、誤えん性肺炎を招く危険のあるあごです。

普通の二重あごと違って、急に何かが飛び出たような感じに皮膚がたるんでいるのが特徴です。
これは舌骨という骨の位置が下がってこのようになっています。

下の青い丸が舌骨です。

舌骨

舌骨は舌を乗せている骨で、周りを筋肉が支えています。
周りと繋がっておらず、柔軟に動きやすい骨で、食べ物や飲み物を飲みこむ時に舌骨が持ちあがり、気道にフタをします。
通常ならこれによって飲み込んだものが気道に入らないようにしているんです。

しかし、舌骨を持ち上げる筋肉が衰えてくると、舌骨の位置が下がり、飲み込んだ時に舌骨が正しい動きをせず、飲み込んだものが気道に入ってしまうのです。
そうやって起こるのが”飲み込み障害”で、杯に菌が入ると”誤えん性肺炎”になります。

舌骨の位置が下がると、口臭や歯周病、歯が抜けるの可能性も!

舌骨を持ち上げる筋肉の衰えが無く、通常の位置にある場合、舌は上あごにくっついています。

舌骨

この時、舌は上あごと密着していますので、唾液が分泌しやすく、それで汚れが取れ、舌の表面がキレイになります。
しかし舌骨が下がると舌も落ちてしまい、乾燥して口の中で常在菌が増えてしまいます。

舌骨

それによって、口臭がきつくなったり、歯周病になってしまいます。
歯周病が進めば、歯にも影響しますので、歯が抜けてしまうのです。

誤えん性肺炎を招く危険のあるあごチェック

最初の写真のようなトカゲ型のあごは、いきなりそうなるわけではありません。
そうなるまでに段階がありますよね^^

舌骨を持ち上げる筋肉が衰えていないかどうかをチェックすることで、確認することができます。

飲み込み力チェック

まずは、人差し指を喉ぼとけの上に置きます。

飲み込み力チェック

この状態で、つばをゴクンと飲み込みます。
その時、のどぼとけが指の上まで通り過ぎればOKです。

飲み込み力チェック

飲み込み回数チェック

まずは、水を飲んで口を湿らせましょう。
そして次に、飲み込みチェックの要領で、それを30秒の間に何回できるかをチェックします。
回数が多ければ多いほどOKです。

年齢を重ねると、筋力が弱るので、5回、4回と減っていきますが、2回を下回ると飲み込み障害になっている疑いがあります。


肺炎は、高齢になるほど死に繋がる危険性が高くなりますし、高齢者の肺炎は誤えんがかなり関係しているとも言われています。
顔や口の運動をしたり、食べる時はしっかり噛むことを意識するなどして、筋肉の衰えを極力防ぐようにしましょう。

二重あごを防ぐ、口開け・頭上げ体操

口腔外科に行くと、誤えんの程度がどの程度なのか診断してくれますし、言語聴覚士によるリハビリもしてくれますので、ひどい場合は病院で診てもらいましょう。

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