味覚障害急増!味を感じないと肥満になってしまう?!

味覚障害
最近なんだか料理の味が薄く感じる。。。なんてことはありませんか?

全国で老若男女問わず、味覚障害を訴える患者が急増しているようです。
なんでも味覚を専門に扱う「味覚異常外来」が設立されるほど、味覚障害を訴える人が増えてきたんだそうです。

近年の調査によると、味覚障害者数は推計250万人にも達すると言われています。。

この味覚障害を放っておくと怖いのは、脳梗塞などの脳の病気、さらに肥満にもなる可能性が高いのです。肥満はさまざまな生活習慣病の原因になるので、放っておくのはかなりの問題につながっていることになります。

なんでか自分はいくらダイエットをしても痩せない。。。そんな人の肥満の原因は味覚障害にあるかも知れません。




あなたの味覚は大丈夫?味覚チェック法

味覚障害

病院でも行っている検査法の「全口腔法」という方法で味覚チェックをしてみましょう。
例として、先日「世界一受けたい授業」で行っていた実験の一部を参考にします。

《実験内容》
“しょっぱい水”“甘い水”を5つの濃度に段階分けし、ほんの少し口に含んでどの段階で味を感じ、その味はどんな味だったかを答える実験です。

普通の味覚であれば、「濃度1」もしくは「濃度2」あたりで、「甘い」「しょっぱい」を感じることができます。

味覚障害

問題なのは5段階のうち「濃度3」つまり中間の味が分からない場合は味覚障害が疑われます。
「濃度3」は普通であれば「おえ!」となるくらい濃い味なのです。

ですが、しょっぱい水を口に含んでいるのに「ん?酸っぱい?」と味がハッキリ言い切れない状態で、しかも酸っぱいと感じてしまったりするのは問題あるようです。

「濃度3」の甘い、しょっぱいが何とか分かった人は、味覚障害とまではいかないけれども、味覚が鈍っているので要注意だそうです。

《自宅でできる味覚チェック法》

味覚障害

【基準となる濃度3の作り方】

  • [甘い液]→水200cc+白砂糖5g
  • [しょっぱい液]→水200+食塩2.5g

口に含むのは1cc程度でOK。
この濃度3の味をハッキリと、甘い!、しょっぱい!と感じなければ味覚障害の疑いがありあます。




そもそも味はどうやって感じるのか?

味覚障害

基本的に人が感じる味は5つあると言われています。

甘味・苦味・辛味・旨味・酸味

これらの味を感じるのは舌の表面にある、
「味蕾(みらい)」という組織でキャッチしているからです。
味蕾が味をキャッチすると、その刺激は脳へと伝達されます。
すると「美味しい!」と感じることができるというメカニズムになっています。

でもこの味蕾がうまく働かなくなってしまったら、脳に味を伝達できなくなってしまい
味も分からなくなります。これを味覚障害と呼ぶのです。




味を感じないと体は太る?味覚障害が招く病気と肥満

味覚障害は全ての味が分からなくなる場合もあるようですが、甘味だけが感じにくくなったり、辛味だけが感じなかったりと、特定の味が分からなくなる場合が多いようです。

例えば甘味を感じる部分に異常をきたすと、脳は甘味をしっかりキャッチできず、いくら甘いモノを食べても感じないので、人は甘いモノを過剰に取りすぎてしまう傾向があります。
ですので、この味覚障害を放っておいたら、糖尿病になってしまうと言われています。

また塩味を感じる部分に異常をきたすと、知らず知らずのうちに塩分を多量摂取してしまうことになります。
これも放っておくと、塩分過剰摂取によって、動脈硬化を招き脳梗塞や心筋梗塞を起こしてしまうのです。

味覚障害

そして最近の研究で分かってきたことですが、人が感じる基本の味は5つあると先に書きましたが、実はもう一つ、第6の味覚が発見されたのです。
それが「脂肪味」です。
私たちが脂肪の味、脂っぽい味を感じるのは「CD36」という細胞です。
この細胞が少ないと脂っこい食事をしても、脳は脂肪味をあまり感じることができません。なので満足感が低いのです。
そうなるとついつい食べ過ぎてしまい、そして肥満になると言われているのです。

これが味覚障害と肥満の関係です。
ではなぜ味覚を感じる部分が機能しなくなってしまうのでしょう?




味覚を感じなくなってしまうのはなぜ?

人が味覚を感じなくなってしまう原因はいくつかあるようです。

《原因1》味が濃い食材の過剰摂取
知らず知らずのうちに調味料たっぷりの濃い味の料理を食べ過ぎてしまうことで、濃い味のものでした満足できなくなってしまいます。
香辛料や化学調味料などを過剰に摂りすぎるのは注意しましょう。

《原因2》舌にカビが生えてしまう
口の中をよく清掃しなかったり、歯を磨かなかったり、また歳を取ると、こういう状態になってしまうことがある。
白いのがカビです。

舌にある味蕾にカビが覆ってしまうことで味を感じることができなくなるのです。
この場合は、カビを退治するとある程度改善することができます。

《原因3》亜鉛不足
味覚障害で一番問題になっているのが、ミネラルである亜鉛の不足です。
味を感じる「味蕾」は短いサイクルで新しく生まれ変わりますが、その時に必要な成分が亜鉛なのです。
ですが現代人の食生活では亜鉛が足りていません。
ですので、味蕾を新しく作ることができなくなり味覚障害になってしまうのです。

※どうして亜鉛が足りていないのでしょう?
特に問題になっているのは、若者で朝ご飯を抜いたり、過剰なダイエットをしたり、偏食をしたりなど、他にも食生活の大きな変化などによって、亜鉛の吸収が妨げられているといったことです。

他にも味覚障害の原因はいろいろあります。過剰なストレスも原因の一つと考えられています。
まずは、自分の食事は偏っていないか?味が極端に甘かったり辛かったりしないか?などを客観的に測ることが大切だと思います。




味覚障害を予防、改善する2つの方法

《1:食事法》
味覚障害で一番問題になっているという亜鉛不足を解消させましょう。

亜鉛たっぷりの食材ベスト3
1位…牡蠣
牡蠣の中には亜鉛がたくさん含まれています。
亜鉛を含むの食材の王様だと呼ばれているくらいです。

2位…牛肩ロース
だいたい200gくらいのステーキを食べれば、亜鉛量が1日分摂取できます。
※大切なのは脂分の少ない赤身の牛肉を選ぶことです。

3位…大豆
大豆を料理をして食べてもOKですし、加工品である納豆や冷奴(豆腐)などでも変わりなく摂れるので、忙しい人でも食べやすい食材だと思います。

※ただし注意したいのは、味覚障害が怖くて、亜鉛の入ったものばかり食べるのは良くないことは頭に入れておきましょう。
大切なのはバランスの取れた食事なのです。

《2:唾液の出るマッサージ》
最近、ドライマウスになる人も増えているようです。
ドライマウスになると、唾液がなくカサカサになってしまいます。すると味雷も機能せず味をキャッチすることができなくなってしまうのです。
ですので、水分をこまめに摂取したり、唾液がよく出るようにするのも、味覚障害を予防する一つです。
そのために唾液がよく出る顔のマッサージ法です。

1.顎下腺

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唾液を出す「顎下腺」が顎の下の方にあります。親指で刺激して、顎に沿って内側を押し出すようにマッサージします。
これを5回行います。
味覚障害

すると、舌の前方部に唾液が溜まってくるのが分かります。

2.耳下腺(じかせん)

味覚障害

もう一つは耳下腺と言って、耳の前あたりの部分を刺激します。
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両手で耳を親指で挟むようにして、そのまま口に向かって前に手を押し出します。
これも5回行います。




カキプラスZ

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